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動物に薬を作らせる方法とは?

未来ちゃん

Q動物に薬を作らせることってできるの?

ゲノム君1号

A今、遺伝子組換え技術を用いて動物に薬を作らせる研究が進んでいます。
具体的な方法は、たとえば羊の胎児(たいじ)の体細胞を採取し、ヒトの遺伝子を導入します。次に核を除いた羊の未受精卵に、ヒトの遺伝子を組み込んだ体細胞の核を移植します。代理母へ移植すると、ヒトの遺伝子を持つ羊が誕生します。その羊は人間の薬になるタンパク質を含むミルクを作り出します。
このような羊を、クローン技術で大量に増やしてたくさんのミルクを作り、そこから薬を作ります。
※クローン技術とは、遺伝的に同じ個体や細胞を作る技術のことです。動物におけるクローンには受精卵クローンと体細胞の一部を使う体細胞クローンがあります。

羊のミルクに薬を作らせるの図 羊のミルクに薬を作らせるの図

ばいおまなぶ先生

将来、このような動物の体の働きを使って、薬が作られる日がくるかもしれないのじゃ。

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用語解説

胎児(たいじ)
妊娠8週以降から母体の子宮内にある児のことを言います。
体細胞(たいさいぼう)
生物の身体を構成する細胞の中で生殖のための細胞以外のすべての細胞を言います。たとえば、筋肉、皮膚、骨、血液細胞、神経細胞などです。
クローン技術(くろーんぎじゅつ)
クローンとは、遺伝的に単一の細胞でできた生物の集まりのことで、それらは同じ遺伝情報を持っています。クローン技術とは、遺伝的に単一の細胞でできた生物を作る技術のことです。
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