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くすりの名前を知る

緊急時に備えること

1995年(平成7年)1月、阪神・淡路大震災が発生した際に、薬に関してとても困ったことが起きました。被災地に全国から次々と救援物資と薬が届けられましたが、病気を患っている人たちに薬を渡そうとしたところ、多くの人たちが自分の使っている薬の名前を知りませんでした。病院も被災により機能が停止状態でしたので、カルテの確認もできず、不安と混乱を招きました。

そこで、患者さんにも処方されている薬の名前は伝えるべきという意見が広まったのです。最近では、薬局で薬をもらう際に、薬の用法・用量や効能の書かれた「くすりの説明書」を渡される場合も増えてきました。「おくすり手帳」に、使っている薬の名前や用法用量などを書いてもらうのも役立ちます。

薬の用法・用量や効能の書かれたくすりの説明書について

ゲット・ジ・アンザーズ運動

薬への意識が比較的高いアメリカでも、かつては同じような状態でした。お年寄りを対象に調査したところ、病院で新しい薬を受けとった人の95%が、医師や薬剤師に何の質問もせず、薬に関する情報を持っていなかったのです。

ゲット・ジ・アンサーズ(答えてもらおう)運動

そこでアメリカでは1983年から「ゲット・ジ・アンサーズ(答えてもらおう)運動」が展開されました。 これは、診察時や薬を受けとる際に、「医師や薬剤師に基本的な質問をして答えてもらうようにしよう」というキャンペーンです。

ギブ・ジ・アンサーズ運動

患者さんが質問をする「ゲット・ジ・アンサーズ運動」に対して、医師と薬剤師側では、「ギブ・ジ・アンサーズ(答えてあげよう)運動」が展開されています。日本でも薬に関する情報を知ろうという動きは、年々高まっています。

ギブ・ジ・アンサーズ(答えてあげよう)運動

くすりの知っておきたい5つのこと

【1】このくすりの名前は?

【2】このくすりは何に効くのか?

【3】服用前に注意することは?

【4】このくすりの副作用は?

【5】他のくすりや食べ物との飲みあわせ、食べあわせは?

これらを医師や薬剤師に尋ね、自分の薬についてよく知っておくことが大切です。他にも気になることがあれば、遠慮せずに医師や薬剤師に相談してみましょう。

【関連ページ】
初診の時に守ること
くすりと副作用

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監修:
慶應義塾大学 薬学部 医薬品情報学講座
教授 望月 眞弓先生
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